ワークショップ概要
【ワークショップ名】ビジネスに直結する“感性育成ワークショップ”- あなたの“感じる力”が、次のイノベーションを生む –
【業種】経営者、経営幹部向け
【参加者】24名
【開催日】2025年9月4日(木)
【開催場所】Industry Co-Creation (ICC) サミット KYOTO 2025


ICCサミット KYOTO 2025で、代表の白井がワークショップを開催
2025年9月1日〜4日、京都にて経営者・経営幹部が集まるコミュニティ型カンファレンス「Industry Co-Creation (ICC) サミット KYOTO 2025」が開催されました。
約1,200名のビジネスパーソンが参加し、連日熱気あるセッションが繰り広げられるなか、最終日には弊社代表の白井智子が講師として登壇。「ビジネスに直結する“感性育成ワークショップ”- あなたの“感じる力”が、次のイノベーションを生む -」と題し、イノベーションの鍵となる“感性”の重要性について、体験型のワークショップを開催しました。
本記事では、当日のワークショップについて詳しくご紹介します。
開催背景・目的
世の中にある多くの事業は、「こんなものが世界にあったらいい」という自由な発想から生まれています。しかし、事業の成長や組織の拡大とともに、多くの場合、「限られた予算や人的資源のなかで、より効率的に売上をあげるものはなんだろう」と論理的な思考が重視されるようになります。その結果、新たな可能性を追求するよりも、選択肢を狭める決断を迫られることも少なくありません。
しかし、スティーブ・ジョブズが自由な発想を言語化して生み出したiPhoneが、今なお多くの人に愛され続けているのは、ビジネスの核にある想像力や好奇心に、多くの人が「なんかいい」「なんか好き」といった感性で共感しているからだといえるでしょう。
論理的思考に基づいた経営やマネジメントだけでは超えられない壁があります。それを超えるヒントは、皆さん一人ひとりの感性のなかに眠っており、感覚的な「なんか」をいかに言語化できるかが、ビジネスのさらなる発展に繋がるのです。
今回のワークショップでは、普段は意識して言語化することのない五感を、詩や絵といった形で表現することで、参加者の皆さんが「論理」と「感性」の両面からビジネスを発展させるきっかけを得ることを目的としています。
開催中の様子と変化
ワークショップ前の課題意識と期待:
事前アンケートでは、
- 「普段は“ロジカルモンスター”と呼ばれるほど、論理的思考で仕事をしています」
- 「会社の規模が大きくなるほど、投資対効果が明確な施策にしか手を出せていないことに課題を感じています」
といった声が寄せられ、24名中23名が「右脳を使うような感覚的な取り組みは苦手」と回答しました。
そんななか参加動機として多かったのは、「自分の中の感性を見つめ直し、言語化する力を養うことで、新たなイノベーションの種を見つけたい」という思いでした。
ワークショップ中の変化と発見:
ワークショップがはじまると、参加者の皆さんは自身の感性とじっくり向き合い、それを自由に表現するプロセスを楽しんでいました。自身の感じたことを他者と共有する際には、「同じ出来事でもこんなに感じ方が違うなんて!」と驚きの声も飛び交っていました。
”たとえ同じ会社やプロジェクトに関わっていても、人それぞれ感じ方は全く異なる。”このワークショップでの体験は、そんな頭ではわかっていたはずのことをより深く実感する機会となったようです。
ワークショップ後の気づきと結果:
ワークショップ終盤では、苦手意識をもっていた感性の言語化を全員が行うことができました。「大事なことに気づけた」「自身の内側から湧き上がる感性の声に勇気づけられた」と涙される方も多く、開催後アンケートでも満足度93.5点をいただく高評価のワークショップとなりました。
左脳的要素で作られる事業は、数値や結果に捉われ、新しいイノベーションの可能性を狭めていってしまうものです。しかし、右脳的要素を取り入れることで、事業の可能性はどんどん広がり、お客様に愛されるサービスを作っていくことができます。このワークショップでの体験を通じ、参加者の感性の言語化が今後ますます磨かれ、よりよい事業へと繋がっていくことを願っています。
受講者のコメント

ワークショップの様子
※写真はすべてICCサミットよりご提供いただきました。








ICCサミット KYOTO 2025 とは
ICCサミット KYOTO 2025は、「ともに学び、ともに産業を創る。」ための場です。毎回1,200名以上が参加するこのサミットは、500名以上が登壇しながら真剣に学び合います。
主催:ICCパートナーズ株式会社
会場:ウェスティン都ホテル京都など
日程:9月1〜4日
参加予定人数:1,200〜1,400名
※より詳しい情報はこちらからご覧ください。