PROJECT
HELLO! ヘンテコ FuTuRe’sを振り返って〜代表にかちゃんの思い〜
記事公開日:2022.03.30
2022.3.20 HELLO! ヘンテコ FuTuRe’s無事終了しました!
長文になりましたがお付き合いください。
ヘンテコタウンを知らない方のために:
これはこどもたちが3ヶ月間をかけていろんな大人と出会い、
自分のやりたいことのアイデアを出し、計画書を作り、
お店を出し、みんなで1つの街を作るプロジェクトです。
3年前のキッズアントレタウンの時に、
「なんでもいいのでお手伝いさせてください!」と飛び込み、
2年前に代表のバトンをいただいて、やるぞ!と思った時にコロナで中止となり、
1年前は内部でこじんまりとピッチイベントをやり、、
3年ぶり、私にとっては2年越しの待ちに待ったプロジェクトでした。
そして、1月からはじまったヘンテコタウンは、
こどもたち、親御さん、メンターさん、企業の方々のおかげで、
無事3月まで走り切ることができました。
やっとコロナも落ち着いてきたらからいける!と
思って走り出したところで1月の上旬にオミクロン株がはやりだし、、
一時は完全オンラインに切り替えも考えました。
でも、こどもたちのことを考えると、
なんとしてでもリアルで開催してあげたい、ということで、
感染対策やたくさんの方のご協力があり実施をすることができました。
1月の初回の時点で、
「こんなにはじめましての色んな人と交流できて、久しぶりで嬉しかった。」
そんな風に言ってくれた子がいて、それだけで今回実施した意味があったなと思います。
「ヘンテコ」ってやさしい言葉です。
みんな性格も、考え方も、好きなものも、嫌いなものも違います。
その違いを「へーおもしろいね!」って言い合える世界は、
想像をはるかに超えるやさしい世界でした。
どんな突拍子もないアイデアを話されても、
「そんなこと無理だよ」という人は誰もいなくて、
みんな決まって「それ最高だね!どうやってやろうか!」と話を続けます。
大人がそうだと、こどもたちも、
“正解”をださなくていいんだな、
ここでは自分の好きなことを話してもいいんだなと
感じてくれます。
先生が喜ぶ目標をたてないといけないとか、
実現できそうな夢をたてないといけないとか、
話を聞くときには椅子に座らなきゃいけないとか、
発表の時には出席しないといけないとか、
準備の時は遊んじゃいけないとか、
決められたこと以外の案はできないとか、
クラッカーのゴミで遊んじゃいけないとか、
マイクで話さなきゃいけないとか、、、
きっと普段は”そうじゃなきゃいけない”が
たくさんあるのかもしれないけど、
ここでは「すべてそうじゃなくていい」そんな場です。
(全部エピソードあるのがおもしろい笑 エピソード系は小出しにしていきます。たぶん。)
人を傷つけること、自分を傷つけることだけはしなければ
基本的に何をしてもいいというスタンスです。
こどもたちに寄り添ってくれるメンターさんは、
「え、これはどこまでやっていいっていいの?」
「今遊ばせといていいんだっけ?」
「どこまで手助けしていいですか?」
とはじめは戸惑いの声もありましたが、
だんだんとカオスな状況を楽しんでくれるようになり、
とっても心強かったです。
メンターのみなさんがいなければ、
こどもたちはここまでヘンテコでいられることはできませんでした。
本当にありがとうございます。
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2年前に引き続き、実はプロジェクト代表ではありましたが、
代表をやってますという挨拶もいっさいしていないし、
“代表らしく”振る舞ったこともきっとなかった3ヶ月間でした。
いわゆる”代表らしさ”はなかったと思うけれど、
代表も「ヘンテコ」でいいと私は思っています。
こどもたちのためのものなので、
大人の代表にスポットライトが当たる必要は全くなくて、
こどもたちと、関わってくださっている方たちが輝いていたら、
代表の仕事としては成功かなと思います。
この3ヶ月間、私の考えていたような”完璧”にはできなかったけれど、
ひたすらに、「理想」は追い続けられた自信があります。
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最後に。
今回、本当にたくさんの方に支えていただきました。
そして、こどもたちに助けられました。
1番最初に入場する子、1番最初に発表する子、
司会という大役、大トリの発表、
発表の練習時間がほとんどなかったり、
700人のお客さんを迎えるこどもたち、、
カオスになれてきたメンターさんからも、
「ほんとに大丈夫でしょうか。」と言われるほどでしたが、
「こどもたちを信じましょう。きっと大丈夫です。」
と自分に言い聞かせるように伝えていました。
こどもたちは大人以上に、
カオスを楽しみ、堂々と19,20日の本番を過ごしてくれて、
無事終了することができました。
たくさんの応援を本当にありがとうございました。
これからもヘンテコな人たちと楽しいことをしていきます🌱
Tokyo my storyさんがとって&作ってくださいました。
最高すぎる動画になってます。ぜひご覧ください⭐️