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ミャンマーの児童養育施設「Dream Train」にてアートプログラムを実施|認定特定非営利活動法人ジャパンハート様

公開日:2025.12.25

2025年11月2日、ミャンマーにある児童養育施設「Dream Train(ドリームトレイン)」にて、弊社代表・白井智子がアートプログラムを実施しました。

本アートプログラムは、認定特定非営利活動法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)様が運営する、カンボジア・プノンペンの「ジャパンハート医療センター」および、2025年に新設された「ジャパンハートアジア小児医療センター」の現地視察ツアーの一環として行われたものです。

 

児童養育施設「Dream Train」とは

「Dream Train」は、ジャパンハートがミャンマーで運営する児童養育施設です。

施設のあるミャンマーでは、国内紛争やHIV/エイズ、違法薬物、貧困などが子どもたちの生活のすぐそばにあり、多くの子どもたちが、少しのきっかけで厳しい状況に巻き込まれてしまう危うさを抱えています。

そのような環境のなかで、家庭や経済的な事情により学校に通うことが難しい5歳〜18歳の子どもたちを受け入れ、子どもが安心して暮らしながら、将来の自立を目指せるよう、生活・学び・進学などに関する多面的な支援を提供しているのが「Dream Train」です。

2010年の開設から、この施設で暮らし、学んできた子どもたちは、累計388名にのぼります。

詳細はこちら:
https://www.japanheart.org/activity/education/actv-dream-train.html

 

「(認定)特定非営利活動法人 ジャパンハート」とは

ジャパンハートは、日本発祥の国際医療NGOとして、「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に、約20年間にわたり東南アジアで無償の医療支援に取り組んでいます。

小児がん手術などの高度医療を含む治療を年間約4万件実施し、2004年の設立以来、途上国での治療件数は累計35万件以上にのぼります。日本国内では、離島・へき地における地域医療支援や災害被災地での現地支援に加え、小児がんの子どもとその家族の外出に、医療者が同行してサポートする活動などにも取り組んでいます。

「命」を救うだけでなく、「人生」や「心」を支える医療を信条としており、最高顧問を務める吉岡秀人氏は、2025年に行われた「ICCサミット KYOTO 2025」の特別講演に登壇しました。弊社代表・白井智子も、同講演においてモデレーターとしてご一緒させていただきました。

詳細はこちら:
https://www.japanheart.org/about/

 

これからも「すべての子どもたちが今と未来にワクワクできる社会」を目指して

私たちCHEERSは、「すべての子どもたちが今と未来にワクワクできる社会」を目指し、これまで420社を超える企業と、33の自治体で教育や体験の機会を届けてまいりました。たくさんの方々のご協力もあり、これまでに教育や体験機会を無償で届けることができた親子は累計42,000人を超えました。(数値は2025年12月現在)

一人でも多く、少しでも早く、すべての子どもたちに体験や教育機会を届けていきたい。そう考えるなかで今回ジャパンハート様とご縁をいただき、上記3つの拠点を視察させていただきました。

Dream Trainでは、実際に多くの子どもたちとアートを通じて交流する貴重な機会をいただき、子どもたちの夢やワクワクに触れると同時に、ミャンマーで生まれた子どもたちが置かれる環境や状況についても肌で感じさせていただくことができました。

どこで生まれたか、どんな暮らしをしているかに関わらず、子どもたちのやりたいことを応援し合える社会でありたい。私たちCHEERSはこの視察をきっかけに、Dream Trainで学ぶ子どもたちが、大学への進学率が高い私立学校に通学するための支援をさせていただくことを決定いたしました。現在の情勢により、公立学校を取り巻く教育環境の変化が指摘されるなかで、そこでは教員が指導に関する専門的なトレーニングを受け、一人一人の個性を尊重した教育を通じて、子どもたちの「やりたい」をサポートしています。

離れていても、協力し、応援しあうことで作れる未来は必ずあります。ジャパンハート様では、教育や自立支援のほか、医療支援、海外医療人材の育成、災害支援・対策など、幅広い活動に対する寄付を受け付けていますので、ご興味のある方は、ぜひ以下のリンクより詳細をご覧ください。

詳細はこちら:
https://www.japanheart.org/lp

現地視察ツアー、ならびに「Dream Train」でのアートプログラム開催の様子

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